社員証のセキュリティ対策とは?偽造・紛失・不正利用を防ぐポイントを解説
2025.07.29
社員証は単なる「名札」ではなく、入退室管理やシステム認証など、企業の重要なセキュリティツールです。
今回は、企業が取り入れるべき社員証のセキュリティ対策について詳しく解説します。
なぜ社員証にセキュリティ対策が必要なのか?
社員証が外部に漏れることで、以下のようなリスクが生じます。
- 社内への不正侵入
- 個人情報・顧客情報の漏えい
- 社外でのなりすまし(信用失墜)
特に、ICカードや入退室管理システムと連携している場合は、社員証のセキュリティレベルが企業全体の安全性に直結します。
社員証で取り入れたい5つのセキュリティ対策
①偽造防止
ホログラム・社印・透かし印刷などを取り入れることで、カードの複製を防ぎます。
② 社員証番号と発行履歴の管理
発行履歴と紐付けることで、不正に使われた社員証の特定が容易になります。
③ 写真・氏名・役職の明記
なりすまし防止のため、本人情報はできるだけ明確に記載しましょう。
④ ICカードの暗号化・セキュリティチップ
FeliCaやMifareなどのICカードは、暗号化に対応している製品を選ぶと安心です。
⑤ 紛失時のルール整備と再発行体制
紛失時の社内フローや再発行ルールを整えておくことも、セキュリティ対策の一環です。
セキュリティ強化には「社内運用」と「印刷仕様」の両立が必要
高セキュリティな社員証を導入しても、社員が携帯し忘れたり貸与したりしては意味がありません。
運用ルール(例:常時携帯義務・退職時の回収・持ち出し禁止)と、社員証そのものの仕様(印刷・素材・ICタイプ)の両面からの対策が求められます。
まとめ:社員証のセキュリティ対策はプロに相談を
研美社では、偽造防止加工やICカード印刷にも対応しており、セキュリティ対策を意識した社員証制作を多数ご支援しています。
ご希望に応じて、テンプレートのご提案や注意文の印刷なども可能です。
「社員証のセキュリティ対策、何から始めればいい?」という方は、お気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
Lani
新規営業、営業事務を経て、現在はカスタマー部で新規対応とリピート顧客の受発注業務を担当。営業経験で培った顧客理解力と事務スキルを活かし、お客様一人ひとりに寄り添ったサービス提供を心がけています。現場の生の声と実践的なノウハウをお届けします。