スタッフブログ

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ICカードの故障リスクを低くするには?

いつも研美社のブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、ICカードが内蔵された社員証をお使いの会社様や、
これから導入を検討されているご担当者様へ向けて、ICカードを長く安全にお使いいただくためのヒントをお届けします。

ICカードは精密な貴重品の1つ。

日々、オフィスのセキュリティ解除や勤怠管理、複合機での印刷など、
さまざまな場面で活躍するICカード。

ICカードの構造

一見するとただのプラスチックカードですが、中にはデータを読み書きするICチップや、
電波を受け取るアンテナが埋め込まれており、スマートフォンやパソコンと同じように繊細な精密機器なのです。

こうした内部の配線は衝撃に弱く、カードを落としたり、曲げたりしてしまうと、
ICチップとアンテナをつなぐ部分が断線し、ICカードが故障してしまうことがあります。

ICカード故障の主な原因

残念ながら、一度故障してしまったICカードは修理ができません。
再発行するしかなく、
その場合は新しいカードの作成費用や、システムへの再登録など、時間と手間がかかってしまいます。
業務に支障が出ることもあるため、できるだけ故障のリスクは避けたいですよね。

故障したらどうするの?

困っている女性

修理ができればそれが一番良いのですが、残念ながらそれは不可能です。
再発行するしかありません。

再発行は有料(※1)であったり、写真や氏名などの印刷情報を再度ご用意頂く必要があったり、
届いた新しいIC社員証をシステムやセキュリティに登録・更新する手間が必要になります。

当然、弊社にデータをご入稿いただいてから印刷・納品を待つ間に
社員証が無い状態で数日間過ごすことになるので、その間のシステムの運用に
支障をきたすこともでてくるので、このリスクは最低限に抑えたいですよね。

ICカードの故障リスクを下げて寿命を少しでも長く!

そこで弊社はポリカーボネート製のカードケースにいれて
社員証を守ることを推奨しています。

ポリカーボネートは世界最強のプラスチックと呼ばれていて、
衝撃耐性について下記のような差があると報告されています。

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ソフトタイプのカードホルダーに使われている材質はPVC(塩ビ)なので
衝撃から守る機能としてはあまり頼れるものではありません。
それに対してポリカーボネートはけた違いの強度があることが分かるかと思います。

スマホのハードケースの多くはポリカーボネートが使われていますし
同じ精密機器を守るなら、ICカードも是非ポリカーボネート製の
カードケースに入れてご利用いただきたいですね。

最強のプラスチックでできたカードケース

そんな「世界最強のプラスチック」でつくられたカードケースがあります。

弊社で取り扱っているハードケースはすべてポリカーボネート製ですので
ICカードご注文の際には、是非ご検討ください。

ハードケース主力の3商品

ハードケース主力の3商品

外寸:約86×54
材質:ポリカーボネート
特長:衝撃、熱に強い
最小ロット:50
納期:約2~3営業日出荷

 

こちら以外の仕様や数量をご希望の場合、
ネックストラップも同時ご依頼したい場合は
別途お見積りいたしますので一度お問い合わせください。

お問い合わせ、お見積もりご依頼はこちら >>>お問い合わせフォーム

 

※1 弊社では出荷前の検品のほかに通電チェック(動作テスト)を行い、二重、三重の検品や確認を行っております。
納品後のお客様のお取り扱いによる故障に関しては責任を負いかねますが、万が一、初期不良が発生した場合に備えて保証期間を設けております。
詳細はお問い合わせください。
※2 ポリエチレン数値は不透明仕様下での数値です。
引用資料:「プラスチック読本」株式会社プラスチックス・エージ発行 ほか


この記事を書いた人

saku

旅行・接客業界で培った提案力とホスピタリティを武器に、現在はプラスチックカード印刷業に従事。お客様のニーズに寄り添いながら、社員証をはじめとする各種カードのご提案・サポートを行っています。

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