「IC 付き学生証を紛失する生徒が後を絶たない」「写真や氏名がそのまま印刷されているので、
拾った第三者に見られるのが心配…」
そんなお悩みを、各校のご担当者さまからよく伺います。
学生証は在籍証明だけでなく、図書館や食堂、入退室システムとも連携する“学内パスポート”。
だからこそ 紛失時の情報漏えいリスク を最小化しつつ、運用負担を抑えたいところです。
そこで今回ご紹介するのが、研美社の 「デジタル学生証(Nearby Card 学生証版)」。
カード券面にはロゴだけを載せ、個人情報はスマートフォンにかざした先の専用ページに表示。
NFC(近距離無線通信)を活用したハイブリッド型の学生証です。

従来型 IC 学生証の課題
- 紛失=個人情報流出
顔写真・氏名・学籍番号がカード表面に印刷されていると、拾得者が一目で本人を特定できてしまいます。 - 再発行コストと手間
紛失時は物理カードの再発行が必要。印刷会社への発注や写真データの再収集など、事務作業が増えます。 - 情報更新ができない
学部変更や氏名変更があっても、カード自体は書き換え不能。新年度ごとに全員分を刷り替える例も。
「デジタル学生証」が選ばれる理由
課題 | デジタル学生証ならこう解決! |
---|---|
落としたときの情報漏えい | 券面はロゴのみ。個人情報はスマホ表示のため覗き見リスクを抑制 |
再発行コストと手間 | 物理カード自体の再発行は必要。ただし券面印刷に個人情報がないため再印刷工程が最小化。 管理画面でページを無効化し、新カードの UID に紐づけ直すだけで運用再開。 |
情報の更新 | 管理画面で編集→即時反映。 学科移動や改名もカードの刷り替え不要。 |
主な特長
- プライバシーファースト設計
表面はスクールロゴ+意匠のみ(顔写真・氏名は印刷しない)
※ご希望があれば、写真や氏名も印刷も可能です。 - “かざすだけ”で本人確認
NFC と専用 URL を紐づけ、アプリ不要でスマホにかざすだけで個人ページを表示。 - 紛失時はワンクリックで情報消去
管理ページから該当 UID のページ内容を即時削除/非表示化。
拾得者がアクセスしてもデータは見られません。 - 学校側の一括ダッシュボード
在校生全員のページを CSV で登録・更新。
卒業・退学のステータス変更もまとめて処理が可能。
導入までの流れ(最短 3 ステップ)
STEP | 作業内容 | 担当 |
---|---|---|
1 | テンプレート選択 or オリジナルデザイン入稿 | 学校さま |
2 | 学籍番号・氏名リストを エクセルで入稿 | 学校さま |
3 | NFC 初期設定+印刷&納品 → 管理画面発行 | 研美社 |
まとめ ― “落としても怖くない学生証”で安心・便利なキャンパスライフを
- 券面ロゴのみで覗き見防止
- タップで情報表示、アプリ不要
- 紛失時は管理画面で即時無効化(物理カードの再発行は必要)
- 一括更新で年度替わりの事務負担を軽減
この記事を書いた人
Hanakoカスタマーサポート
大学卒業後、約7年間大手保険会社及び建設コンサルタント企業の受付業務を担当。
その後2014年にカード印刷会社研美社に入社。
入社後は10年間、社員証・学生証等のIDカード対応をメインとし、10,000件以上のID証作成に携わる。